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ティラノサウルスによろしく

絶対領域

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絶対領域

おっぱいさんが好きです。でも××さんのほうがもっと好きです。




おっぱいが好き。
Dカップぐらいがいい。
普通か。
しかしだね、Dカップが好き、Dカップだったらなんでもいいというわけじゃなくて、
ぼでいらいんが大切なのです。
簡単に説明するとこう。

W
X
Y

わからないかい?
うん。なんか、思ってたのと違った。これじゃあ、わからないね。
つまり今風に言うならばこう。
ボンッ!キュッ!ボンッ!出るとこ出て引っこんでるとこ引っこんでYahooooo!
なんだ、とどつまりが、スタイルがいい人が好きなわけね。
普通か。
 ところでだね、女の人を見るときに、顔、つまり目とか鼻とか輪郭とかの具合を、真っ先に重要視する人、けっこういるじゃない。
それって、ぶっちゃけ、ちょう難しくないですか。
顔って、見れば見るほど、わからなくなってこないですか。
愛おしいって思えば、その瞬間愛おしいし、
醜いって思えば、もう吐瀉物みたいに醜くないですか。
だから、顔を見て、それをきれいだなとか、ぶさいくだなとか思っても、信じないことにしているの。
もちろん、信じるか信じないかは、あなた次第ですけどね!
その点、ボディラインはわかり易いわけだな。
そりゃ、布詰めたり、シリコン詰めたり、アドバルーン詰めたりとかはありますけども、
そんなのって、別に、自由ですよ。本人たちの。
見る側が、あれやこれや、けんけんごうごう言うのは、ナンセンスで、
あの娘が処女か非処女かってぐらい、どうでもいい話しですわ。
まあ、そういうことなんだよ。

しかしながらところで、
おっぱいが好きっていうのは、
女の人を見るときに、一番最初に視覚に飛び込んでくるから、
好きっつっちまったわけなんだけど、
その人を本当に美人がどうか判断しようと思ったら、
脚(その足首からその太腿の付け根まで)を見る必要がある。
良いか悪いかを判断するためにわかり易いのはボディラインだけど、
きれいかどうか判断するのに最適なのは、なんといっても脚だね。
脚は、いいよ。すごくいい。
性欲の垣根を越えた興奮と胸の高鳴りが、そこには秘められている。
あれは、美のイデアだ。絶えずイデアを映す鏡だ。
まず腰の方からほどよく肉の付いた太腿が、万有の重力に逆らわないよう垂直に、無理なく平然と自然な形で垂れ下がっている。そこに丸みを帯びた台形のような、楕円のような(ふと思ったことなのだか、人間のパーツの部分部分はだいたい楕円の形をしていて、そしてそこに宿る美とは、楕円の長軸と短軸の比率によって決定されるように思う)膝頭がのっかり、そこをしっかりと筋肉のついた、翼断面(そう美しいふくらはぎとは、揚力を発生するため、人類が空を飛べるために計算し尽された翼断面に似ている)のようなふくらはぎが支えている。
そして透き通る白さに滲む青い静脈が、陽によく焼けた褐色の滑らかさが、色合いをあたえ、そのような完成された美脚に、もし道端でお目にかかれたものならば、

うわっっっっほうっ、姉ちゃん、いい脚してるねえ!

と思いながら過ぎ去って行った彼女のために方向転換し、あの交差点まであの交差点までだ、と自分に言い聞かせて、視線をその脚に注い続けるために、美のイデアを胸の内に留めて忘れないようにするために、変質者だって間違われないように僕と僕とで取り決めたあの交差点まで、その脚の後ろを追い続けるよ。

あれ、僕ってば、もしかして、
おっぱいより、脚の方が好きなのでは?
まあそのことは置いといて、
脚のことを語る上で、タイツ、ストッキング、ソックス、チャイナドレスなんかを抑えて、
最近やけに台頭してきた言葉がある。
「絶対領域」
この言葉、いつ頃からお茶の間に浸透しましたっけ。
10年前、いや5年前、いや8年ぐらい前でしょうか。
さて、この絶対領域、単純に靴下とズボンの間の素肌の部分を指すのかと思っていたら、どうやら違うらしい。
調べてみると、こういうことであった。厳密に定義された絶対領域とは、
スカート丈:絶対領域:ニーソックスの膝上=4:1:2.5
ということらしい。
僕は思ったね。
絶対領域って、脚フェチズムじゃないな、それとは違う、決して相容れないなにかだ。
だから君たちはこれから注意して欲しい。
「俺あしフェチでさ~、なんといってもあの絶対領域がたまんなくてさ~」
なんていうやつは、嘘つきである。
それか、なにも知らない馬鹿者だ。
脚を見ずして、なにが脚フェチでい、ばーろーめ。
一昨日きやがれってんだ。

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