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ティラノサウルスによろしく

大人気シャフト制作アニメーション

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大人気シャフト制作アニメーション

先日のつづきとか。

キム・ギドク監督の『弓』という映画を観まして、この前ここで宣言した通り、読んだら観たら感想書いてんですよ、いま。負担にならない程度に、短くても可、とハードルを下げまくってね。しかしこの映画はまあ書ける書ける。映画の出来とかは置いといて、いろいろと考えてみるのが楽しい、解釈の余地がビロビロの映画だったんで、機会があればどうぞ。
それでなんでこんなこと書いたのかって言うと、いま感想文書き終えたところで、非常に疲れているということです。別にそれがどうというわけでもないんですけどね。

はい、で、主に中学生と話したんですよ。アニメについて。
と、言うのもね、とある女の子が、昨日夜更かししちゃってクソネミ、的なことを言い出すので、一体どうして夜更かししたんだいと尋ねると、アニメを観ていたからだと言うのよね、それでなに観てたのとさらに問うと、メカクシティアクターズとくる。
そこでもう単刀直入に、気になることを訊いてみたわけよ。つまり、いまの中学生って普通にアニメ観んの? あとアニメの話とかすんの? ってね。
そしたらやっぱりぱっくりだね。まず、学校によって違うし、クラスによっても違う。当たり前田のクラッカーよね。小学校のときですら、自分のクラスと隣のクラスじゃ流行ってる遊びが違ったりしたんだから。
アニメを観るひとキモーイという感じの子は、その子のクラスでも当然、アニメの話は持ち上がらないし、率先して話そうと言う奴もいないという状況で、逆にアニメは普通に観るし、ボカロも聴くし、SAO最高! ニセコイ最高! メカクシ最高! って感じの子は、やっぱりクラスで流行ってんのよね、アニメが、ボカロが。曰く、アニメの話が出来ないと浮いちゃうほどらしい。それは言い過ぎな気もするがどうだろう。
で、今期はメカクシ、ニセコイが最高と言っている彼女、シャフトすげえってなるわな、こっちとしちゃ。で、多少ジャブ打ってみますかって、「でもあれだろ、いま世間だとほら、まどマギとか人気だけど、ありゃどうなの?」と尋ねてみると、ハイこっからよ、ここからが本当に最高で、めちゃくちゃシビれた。
「まどマギ? あんなオタクが観るようなやつ観るわけ無いじゃん、キモいキモい」


くぅぅぅぅぅうううううううう!!!!


アニプレさ〜んwwwwwwwwシャフトさ〜んwwwwwwwwwww新房さ〜んwwwwww裏目裏目wwww蒼樹うめのキャラデザ完全に裏目裏目wwwwwww


とまあ、茶化すのはこのくらいにして、ね。
僕はオタクって言葉について考えたことがあったのですが、ここまで納得の行く形で言い表してくれるとはって感じでした。
オタクって、キモいらしいです。で、彼女にとってまどマギってアニメは、オタクが観るアニメであって、キモいんです。もう、これで十分でしょう。オタクって、やっぱりキモいんだよ。アニメを観るってことが自体がキモいって感じる人にとっては、アニメを観るってだけでオタクなわけで、そのボーダーラインは人によって随分違う。当たりまえの話だね。あ、当たり前田のクラッカー。僕は比較的ボーダーが高い(低い?)ほうで、受容できる範囲が広いらしいです。若しくは、オタク的キモさを受容できてしまうような人間なのか。
ともかく、僕は彼女たちから見れば完全にオタクです。キモいから。まどマギ観てるし。なんならまどマギについて多少エキサイトして話すことできるし。どころか、そのような考え方で行くと、僕はもしかすると、結構なオタクなのかもしれない。何か好きなものについて話すときの感じって、どう考えても知らねえ人からしたらキモいもんな。いいな。キモいって。すごく解りやすいし、それでいてある程度的確だと思うよ。

まどマギが話題に上ったので、この機会にちょっと。
最近、ライムスター宇田丸のウィークエンドシャッフル内の映画批評コーナーをよく聴く。時間帯的にリアルタイムでは聴き難いので、ポッドキャストか、或はYouTubeに上がっている過去の評論を、観たことある映画だけは聴いたりしている。いま劇場でやっている作品の評論に絞っているので、00年代後半以降の映画が中心なのだけど、これがなかなか面白くて。まず、喋りが上手いってのはずっとラジオDJやってきてんだから当然として、批評自体がすごく面白い。特に最近聴いた中ではタランティーノ映画の解釈の仕方とか、目から鱗が出てその鱗を元手に藁稭長者的物々交換を経たのち最終的に核爆弾を手にした俺はこんなことになるなら鱗の方がよかったのではという後悔を感じながら天井の低い灰色の部屋でじっとしている、といったような本筋と外れた会話はタランティーノの十八番ではあるけれど、これをそのまんま「タランティーノ的」と受け取り、それをオマージュとして提示するのはまったく馬鹿な話だぜ品川ヒロシ監督さんよ、と言ったようなことを先々週くらいに品川裕『サンブンノイチ』という絶賛公開中である映画の批評の中で語っていたね。ここまで下品な物言いはしないし、『サンブンノイチ』の批評の中ではもっと重要なことを言ってたりするんですが。
で、まどマギもについても話していて、聴いてみたらこれが結構ぼくが抱いていた感想に近くってですね、ちょっと興奮してしまったわけです。あと、友人と一緒に観に行ったとき、その友人が鑑賞後「デビルマンみたい」的なことを言っていたと記憶しているのだけど、宇田丸もデビルマンについて触れているし、第一総監督である新房さんがデビルマンを自分の中の原点に挙げているらしく。ううむ、デビルマン、高校のとき読んだことあるけどそれ以降はノータッチだから再読してみようと思ったりする僕は、やっぱりどう考えてもキモいからオタクなんだと思います。




書き起こしてくれた人がいたよ!

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