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ティラノサウルスによろしく

頑張れ頑張れ

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頑張れ頑張れ

ここ数日実に面白いことというかブログを書くネタになるようなことが実にたくさんあって、たくさんあるので書き切れそうになく、しかしどこをどう削ろうか知らんし、書き始めた今すでに丑三つ時であるし。


どうもどうも。ようやく元気、私です。
以前このブログ内でもちょこっと触れたのだけど、某イベントのアルバイトをこなしてきたのです、とこのように某イベントなどと言葉を濁すのは、どうにも雇用先の決まりでそのイベント名を出してブログやツイッターなどに投稿することを避けてほしいとのことなのである、がしかしもう仕事は終わっているのでいいんじゃねえのって気持ちもある、ので言っちゃうけどニコニコ超会議のスタッフとして働いたバラライカやらないか、そんな感じです。四日間、働いたわけです。私はイベントスタッフとして、まあなんだ、普通のペットボトルに入れた普通の水に会場限定のラベルなどを貼ったものを高値で売りつけるようなことをするか、或は大量の人々を羊飼いのように誘導する、などの仕事をして金を得るつもりであったのだけど、しかし雇用先から初日はイベントの仕込み、二日目から四日目はニコニコ超パーティーの方で働いてくれとの依頼があり、なんだ超パーティーってなんだ、盆に乗せたシャンペンだかスパークリングワインだかを初音ミクや博麗霊夢などのコスプレをした紳士淑女に振る舞うようなことをやらされるのか、だったらオーケー、まあ金を得ることが出来、かつなんとなく会場の雰囲気やらを味わえることが出来るのならばはいはいオーケーオーケー、と二つ返事で承諾したのであるが、実際仕事に入ってみるとなんということでしょう、あれじゃねえか、コンサートスタッフじゃねえかオイ、聞いてないよー、聞いたけど聞いてないよー、と出端を挫かれたのが先週の金曜日、の八時半、海浜幕張、幕張メッセ。何がパーティーじゃ。ライブと言えライブと紛らわしい。ちなみに初日の仕込みの方は土俵を組む作業でした。これも結構面白かったんだけど割愛。しかし実際にニコニコ主催のイベントで、幕張メッセで、本場所を行うんだから馬鹿の極み。このような突き抜けた馬鹿企画は本当に、素直に、面白いと思う。

ああやばいやばい。こんな感じで順を追って書いているととても納まり切らない。でもどうしよう。とりあえず続けます。

それでまあ二日目、超パーティーのほうね。九時くらいに現場入りして、どうやら十時からリハーサルがあるとのこと。そしてその手伝いをしてほしいとのこと。了解了解。こっちのスタッフ六人、揃って手伝いますよなんつってハイ十時。舞台袖で待機。基本的に楽器や小道具大道具の出し・ハケ。それ以外は座ってこぢんまりとしてればよし。つまり結構ラクチンだ。正面からではないにせよ、ただでライブ見れるんなら悪くない。もちろん現場スタッフは時間に追われる仕事が故かなりピリピリしている感じがあるけれど、まあ怒鳴られぶん殴られてもそれで済むならいいじゃねえかという心構えに切り替えて行ければ問題無し。こちとらこのご時世、平成の世、高校の教師にぶん殴られているんじゃ、多少の怒鳴り散らしなど屁でもござらんわ、と武士のごとき気高さでこぢんまりと舞台袖で。
いろんな人が出てきます。主に歌ってみた、踊ってみた、演奏してみた界隈の方々であろうと思われる方々。しかしあれだ、ほとんど誰も知らないんだ私は。知っている曲はちょくちょく出てきたりするが、演っている方々が何者なのかわからない。ほぼ。でも、みんなすごいんだな。演奏は上手だし、ダンスは上手だし、歌は上手だ。いやここに出演するような人たちは基本的に人気がある人たちなわけだからそりゃ当然か。そしてなんと言うか、内輪感がとてもいい。もちろん本業も歌や演奏やダンスになっている人もいるだろうと思うけども、出演者の大体は普段は学生だったり会社員だったり、もしかしたらニートだったりする場合がほとんどだと思う。しかし舞台に立っている間は、完全にパフォーマーになっていて、そして今は空の状態ではあるが、会場に入ることになるお客さんも、彼ら彼女らを学生とも会社員ともニートとも見ず、間違いなくパフォーマーとして目し、認識し、声援や喚声をあげることになるのだろうと思うと、笑えるし震えるし怖いし面白い。つまり奇妙な空間なのだ。
さても、リハは滞りながら進行して行く。圧している。我々の退勤時間は21時ということになっているが、まったく終わる気配がない。まあいろいろあって結局リハ終了が朝方五時半。眠い。朝五時半に起床し、朝五時半まで働いたらそりゃ眠い。そして次の日は八時半から勤務開始ということなので、そのまま幕張メッセ内で仮眠。をとれればよかったのだけど寒い。クソ寒い。から眠れず、目を閉じてじっと待つ。

そんな感じで土曜日。本番一日目。八時半から当日リハ。昨日リハを行わなかった出演者が続々と。
以前、爆笑問題の太田光がラジオの中で、「すごくド派手なロックをやっている人も、リハはしっかりやる。芸人はリハではまったくきちんとやらない」などと言っていたことがあった。たしかにみんなリハは本番さながらの領域でこなしている。私も一応、高校のときはバンドを組んでいたもので、ライブハウスに出演した際はリハを行ったこともあった。私はまったく、リハでは気を抜いていたと言うか、恥ずかしかったから一握りも力を入れなかった。客がいれば馬鹿になれるが、客がいなきゃ恥ずかしさが勝ってしまう。そういう意味じゃ音響の人とか困っただろうな。リハと本番で声の音量とかまるで違っただろうし、ベース放擲して弾くことを放棄したりとかしたら駄目なんだろうな。まあこっちのリハだとカメラとかまであるから、本番さながらに動き、歌わないとそっちの方まで迷惑かけちゃうっていうのがあるんでしょうが。それにしてもよく客もいないのに本域で演れるなあとは思った。
あと、当日リハはプロの方とかも来てたんだけどすごかったね。自分の魅せ方をわかっているというか。声も凄いんだな。まず声量。それからこれは言葉では説明しにくいのだけど、声に芯が通っていると言うか、力があるんだな、確かに。あれは不思議だね。

そんな感じで本番。圧し圧しで十時半頃に終了。その後片付けや明日の準備など。24時頃作業を終え、終電もめちゃ過去なのでホテルを取ってもらい一泊。次の日は七時半からなので六時半までたっぷり五時間ほど眠る。久々の睡眠。

最終日の日曜日。偉大なるかな睡眠、だいぶ復活して当日リハ。
いろいろあったけど書くの面倒だから割愛。本番。滞り無く進む。しかし圧す。なぜ。最終日ということで終電で帰宅。ぐずぐずやって四時頃就寝。

いやー、なんちゅうか。全然自分が書きたかったことが書けていないというか。こういう感じにしたくなかったんだけどなあ。せっかくなんで超パーティーで個人的に感動した演目ベスト3を発表するよ!


第三位:COOL&CREATE「Help me,ERINNNNNN!!」



歌ってみたから出演している人たちは総じて歌が上手いのだけど、本当にただそれだけで、歌は確かに上手いけど、もうワンパンチ足りないということがほとんどだった。そういった意味で、このように楽しいコール&レスポンス、下ねた、馬鹿、など面白ニュアンスが入ったものの方がよかった。そしてさすがに場数を踏んでいるだけあって、煽り方とかがうまくて袖で見ていても楽しめた。えーりんえーりんは自然とやりたくなるから不思議。ちなみに終盤の小保方晴子、沙村河内などはリハ通り。なんとも。


第二位:鎖音プロジェクト「ギガンティックO.T.N」



この人たちは知らなかったですけど、最高の裸踊りでした。
なによりすごかったのは眼差しね。出演前の舞台袖や、演目の途中で袖にいったんハケる時の青髪の方の眼差し。あれはすごかったですよ。これから拳銃を持って暴力団の事務所に乗り込んで行く人間のような真剣で鋭すぎる眼差しでした。そして実際に舞台に上がってやっていることは裸踊り。人を笑わせるというとこはこれくらいの意気込みがないといけないのかもしれない。あの真剣さにはかなり感動させられました。いやまじで。サビの部分の踊りは近いところで見るとめちゃくちゃ気持ち悪くて最高でした。
それから、踊ってみたの人たちみんな凄い。格好いい。普段全然見ないカテゴリーだけど、ちょっと興味沸きました。まあただ格好いいよりはこんな感じでバカ要素が入ってきてもらいたいってのはあるけれど。


第一位:小林幸子「千本桜」



プロの方は結構出演していて、大御所だと小林幸子のほかジュディオングとかも出てたのですが、いやね、幸子さん圧倒的だったわ。小林幸子が歌上手いのなんて常識じゃないですか。私だって知っていたけどね、生で聴いて本当に震えた。表現としてではなく、本当に震えた。震え上がった。上手いとかそういうレベルにいる人じゃないですよあれは。次元が違う。なにせ震えるんだから。だからYouTubeで聴いてみてもわからないと思う。たぶん、先にちょろっとプロの方は声に芯が通っていると書いたけど、まさにそれ。そしてそれが小林幸子の場合とてつもなく強靭。なにか言葉では説明できない力が作用している。なんなんだろうな、ぞくぞくするのよ。あれもまた謎の力の一形態ということで。そういうわけでこれから小林幸子のことはキルラキルと呼ばせていただきます。
そして実はわたしここではじめて千本桜を聴いたんですよ。良い歌じゃないですか。

とまあ、こんな感じですかね。まあプロの方の中では小林幸子が突出していたけど、やっぱり他もレベル高い。ほか、踊ってみたカテゴリーの層の厚さを知ることが出来たり、携われてよかったです。
んんー。本当はもっと書きたいことがあるんだけど、もう寝ます。

あ、映画『ヒミズ』を観たのですが、ラストシーンでめちゃくちゃ泣いてしまいました。
それから明日は「アミー号」とかいう駄洒落の極北みたいな名前の夜行バスに乗って新潟行ってきます。アディオス。

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