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ティラノサウルスによろしく

2014年

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2014年

俺は今年が終わるとき、来年が終わる気持ちでいる。

一年はあっという間だと思うとき、それは大体夏の終わり頃で、いよいよ一年の終わりを迎え、その年を振り返る年末になると、あっという間だったと思うより寧ろ、すげー長かったという感想の方が先に出る。
今年も例外に漏れずそうで、長かった、すげー長かった今年、とそんな気持ちなのですいま。

と言うわけで、2014年の振り返りの意味も込めて、今年公開された映画をランキング、トップ5で! ついでに今年の個人的なニュースもランキング!
なにせ俺はミーハーだからランキングという形式が好きなのだ。
また「ランク付け」というのは、作品について考えを巡らす、良心的なテンプレートであるように思うから、甘え切ってそいつを使わせてもらおうって肚。
ってもある意味みんな一位みたいなところあるし、あんまり意味はないような。
まあいいじゃん、そんなことはいいじゃん。
早速映画の方から行っちゃおうぜ!


5位:LEGOムービー




テンポよし、ギャグよし、小ネタよし、筋道よし、お涙よし、オチよし、基本的に全部よし! そもそもレゴでここまでしっかり映画を撮られたら、それだけで評価しなきゃ駄目じゃない。
様々な価値や、価値観の反転が描かれていて、そこらへんしっかりしてます。
きっと何者にもなれない系主人公のエメットも大好きで、彼には泣かされるのですが、 個人的に好きなキャラクターはユニキャットちゃん。 いやもうユニキャットたんと呼ばせて下さい!



雲の上の楽園に住んでいる、ポジティブなことしか口にしない愛らしい猫ちゃんですが、 彼女がどんな活躍をするかは映画で確認して下さい。
ちなみに彼女が怒るとこんな感じの顔面になります。


この画像一つで、大体どんなタイプのキャラクターかは察しがつきそうなもんですが、
この変身で終わらないのが我らがユニキャットたんですよ!
最終形態は映画で!

他、宿敵バッド・コップとか、宇宙船バカのアイツとか、いい味を出しているキャラが勢揃い。
ダンブルドアやガンダルフ、ハン・ソロやチューバッカのカメオ出演も有り。
子どもから大人まで楽しめる、門戸は広く奥が深いいい映画でした。



4位:ゴーンガール



つい最近、12月12日に公開された映画で、ひと月ほど前から上映前予告は、ノーランの『インターステラー』と、こちら『ゴーンガール』で持ち切り状態。
そりゃーやっぱり、『ソーシャルネットワーク』の監督、デビッド・フィンチャー最新作とくれば、否応なく期待値は上がるってもんです、僕も、世間も。
個人的にもフィンチャーは、大体どの映画でもしっかり平均点以上出して来てくれる優等生って感じで好きなのですが、実は劇場で観たのは今回が初めてだったり。

結論として、腰抜かすくらいよかった!
僕はノッてくると、映画を観ている途中「すげー」「おもしれー」とかニヤニヤしながら言ってしまうのですが、今作は漏れましたねー、声。ガンガン漏れてた。
もっともトップ5に入れた映画はすべて、漏れちゃってたんですが、声。
とにかくね、完璧な演出と、完璧な芝居、これに尽きる。
特にニック役ベン・アフレックと、エイミー役ロザムンド・パイク
ちょっとした仕草や視線、表情、それだけでその人物の性質がありありと見えてくる様はチョー圧巻。何度「すげー」と呟いたか。
そしてそれを完璧な構図で映し出す演出ね。
上映時間149分と、比較的長尺の映画だけど、まったく冗長さを感じること無し。
文句なく面白い映画です。



3位:WOOD JOB! 〜神去なあなあ日常〜




最近レンタルして観たのですが、めっちゃくちゃ後悔しましたね。
なぜ劇場に行かなかったのか。これはなんとしても劇場で観ておくべきだったと。
っていうのも、思っていた以上に映像の迫力で押す映画だったっていうのがひとつ。
ウォーターボーイズやハッピーフライトの矢口作品だから、
フツーに面白い映画だろうなとは思っていたのだけど、
まあ自宅のテレビで観るくらいでいいかーって、そんな気持ちだったのです。
違ったよ、これ映画館で観なきゃだめなやつだった。
大木をぶっ倒すシーン祭りのシーン
「るろうに剣心」シリーズをオールスルーしている僕が言うのもなんですが、
ここのところの邦画で一番正統にド迫力してました。
今年でいうと、園子温の『TOKYO TRIBE』よりも、しっかりとした、正統な迫力。
なにせ、木が倒れる。それだけで迫力出るんだよ。すげー当たりまえのことなんだけど気付かなかった。
ああー、こういうところに金かければ邦画だってめちゃくちゃわかりやすく迫力のある画が撮れるんだーって、感心しちゃった。
それから劇場で観なかったことを後悔した理由がもう一つあって、まあこれも上の「迫力」と若干かぶるんだけど、あの伊藤英明を大画面で観たかったですよ、やっぱり。
伊藤英明史上最高の伊藤英明だった。これは誰がなんと言おうと異論は認めんぞと、そんくらい伊藤英明が伊藤英明してました。
言ってしまえばこの映画、

伊藤英明の

伊藤英明による
伊藤英明のための

伊藤英明

伊藤英明による映画ではないですが、伊藤英明による伊藤英明であることには間違いない。
彼は海猿ではなく、山猿だったのだ。これで日本アカデミー賞の助演男優賞が伊藤英明じゃなかったら俺はもう何も信用できない。
って、もちろん伊藤英明だけではなく個人的にも世間的にも大ヒットしている俳優、染谷将太くんをはじめ、役者全員チョーハイレベル

それから矢口監督のストーリーテリング力ね。
この人は良くも悪くも、張った伏線は残らず回収する人なんだけど、今回はいい感じのバランスでした。
解りやすすぎる伏線回収と、さりげない伏線回収のバランスね。
祭りのシーンとかは、自宅の小さなテレビでも迫力が伝わって来て、思わず泣いてしまったり。
だからこそ大画面・大音量で観たかったし、リアルタイムで映画館に観に行って、空間を共有したかった。
暫定ですが、矢口監督作品ではダントツの傑作



2位:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー



この映画に関しては既にこちらの記事で書いているので、ここで改めて書く必要もないでしょう。
もうね、文句なく傑作ですよ。
当然だだ漏れてます。「すげー」とか「おもしれー」とか。
来年あたりIMAX3Dでリバイバルとかかかりそうな気がするので、
そのタイミングでまた観に行きたいですね。




1位:イコライザー




今、この映画についていろいろ書いたんですが、全部消しました
とにかく観ろよってことです。
ただ一言、この映画、ゴリッゴリのジャンル映画なんですが、ジャンル映画を突き詰めて行った結果、ジャンル映画の枠を飛び越えちゃった感じの作品です。
でも大丈夫、基本的にスゲー馬鹿でめっちゃエンタメな映画なんで。
もうこれ以上、敢えて何も言いません。
いやー今年も良い映画多かった。
ランク外の話までしていると大変なので何も書かないけども。

最後に今年の個人的ニュースをトップ3で!






3位:ブルーレイプレイヤーを買う







2位:痛風が発覚する







1位:まなびストレートを観て泣く




よいお年を!

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