ボランティア活動。
怖ろしい響きである、
なんて思ったあなた、
心が歪んでますよ、
なんて。
競歩大会に行ってきた。
ボランティアとしてである。
参加者がコースの脇道に逸れないように、旗を持って立っている、
そんな役目である。
立って立って立ち続けて、三時間、ヒマでした。
すごくヒマでした。
マントヒヒでした。ヒトコブラクダでした。ダックスフンドでした。どーも。
なんて、誰だったかしらん。あ、横浜銀蠅か。
ボランティィアって言うと、その無償で、気高くて、高尚で、自己犠牲的で、宗教的な何かをにおわしている感じがする、という感じがする。
そうなのでしょうか。
でも彼らは僕に、スパイシーチキンバーガーとフライドポテトとコーラを与えてくれたよ。
本当に怖ろしいのは、純潔を保っていないボランティアなのかもしれない。
僕は、教師と宗教家と奉仕活動に従事している人に対して、異常とも言えるほどに強く期待している。
若かった頃は特にね……、なんて、嫌な話しになってきたな。
彼らは偶像であるべきだったのだ。神の愛の体現者であるべきだったのだ。
そういう潔癖さがあったから、今までボランティア活動なんかしたことなかったし、教師になろうなんて思ってもこなかった。
そんな僕が、ボランティア活動である。言いたかないが、年をとったよ。うわ、最悪。
こりゃ、洗礼を受ける日も近いな、こりゃ、マジでよ。
いいじゃないか別に! ジーザスとハッピーなライフを送れば!
引こうか、一つ、聖書から、聖なるものでも。
「被造物は、実に、切なる思いで神の子たちの出現を待ち望んでいる。なぜなら、被造物が虚無に服したのは、自分の意志によるのではなく、服従させたかたによるのであり、かつ、被造物自身にも、滅びのなわめから解放されて、神の子たちの栄光の自由に入る望みが残されているからである。」
yeah~~~~~~~~! LOVE and GOD! LOVE and GOD! LOVE and GOAT!!
仔羊は捧げられたのだ!