与太話
同居人が引越しを決意したのが一週間前で、
落胆して帰って来たのが昨日のこと。
彼はマッサージの勉強のために、家から一時間以上かかる病院へ、毎朝6時半に起きて電車に乗る暮らしを続けていたわけではあるが、
現在住んでいる寮の契約更新の折り、この古巣を離れることを決めたのであった。
先週、帰ってくるなり得意顔で、同僚の看護士の紹介で格安の部屋を見つけたと言い、値段はと聞けば、月1万7千円、不動産の価格が下降知らずの昨今、なかなか安物件。
そして、昨日、しょんぼりうなだれて帰って来た理由は案の定、部屋の状態がまずかった、そういことである。
安かろう悪かろう。それは世の常であって、悲嘆に暮れる彼の新居は六階建ての六階、エレーベーターなし、部屋はネコの額、机なし、机を置く場所がなし、ベッドとタンスがデフォルトで付いて、家賃は月1万7千円。ううむ、高い。
そういう僕は、今日友達が突然回転寿司をおごってくれるという謎イベントが発生して、味の方は、まあ日本のまずい回転寿司屋並の味でして、でも僕はおごられている身分なんで、うまいかと聞かれたら、うまいうまいって食ってまして、それから、保存料ばりばり効いてる感じのガリを、ばりばり食ったりしてました。帰ったら、なんか腹の心地が悪いんで、焼酎二三杯煽ったら、だいぶよくなりました。ビバアルコール消毒。