吐きそう!
先日の「2007年のアニメすごかったよね」的な話を受けて、僕もそこらへんのアニメ年表を振り返ってみた。さすがに知名度の高い作品多くてビビる。それから2006年、7年、8年っつったらもうつい最近のことのような気がするけど、んなこたあない、2008年だってもう5年前だし、もうじき6年前になってしまうわけで、当時一年生だった子は直に中学生。胎内にいた男か女かすら分からなかった子だってもう、立派にアニメが見れる年齢なのかと思うと震える。まあそんなことは取り立てて騒ぐような話でもなく、延々繰り返してきたことであって、明日が今日となり、今日が昨日に変わるのと大差ないじゃないか。
それでもノスタルジーと言うのは手に負えないもので、年表という形で、放送開始日、曜日、局番までハッキリと書かれていると、さすがにいろいろと思い出されてしまい、よろしくない。またその郷愁の対象というのが、アニメの内容に関連するものよりも、そのアニメを見ていた当時の自分に焦点が当てられてしまっており、これがまた癪に障る。朝帰りの仄暗い自室などであれば、そのようなノスタルジーも抱いて抱いて抱いてセニョリータなのであるが、今はどうにも、いらねえのよ。
たとえば2008年の夏アニメ、ひだまり二期とストパンの放送時間が被っているとか、そういう情報。そうだったね、そうだった。それでどっち見ようか迷ってたよ。実際アニメの内容なんかぜんぜん覚えてないんだけどね。でも、毎週木曜日の深夜、どっち見ようか迷ってたことは妙に覚えてるんだよな。それから迷ってるときの部屋の感じとかね。テレビの配置、机、本棚、それから当時は敷いてたカーペット、そういった、アニメ放映当時の「俺模様・俺花火」が浮かび上がっちゃって、打ち上がっちゃって、はーあ、もう寝ます。ノスタルジーを殺すには睡眠が一番だからね。