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五節句まとめ

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五節句まとめ

日本の五節句について、調べてみたことをまとめてみました。

日本には、五節句というものがある。
江戸時代には幕府によって国民の祝日と定められていたその日は、日本書紀においても宮廷で節句を祝う記載が見られるように、千年以上の歴史がある。中国の伝統行事を由来とするが、日本の様々な風俗と融合し独自の変化を遂げており、雛人形や五月人形、短冊を用いた願掛け等の風習は中国には見られない。人日、上巳、端午、七夕、重陽を以って五節句とし、季節の節目に当たる大切な日として過ごしてきた。
だがだがしかし、来る明治5年(1872)「太陰暦ヲ廃シ太陽暦ヲ頒行ス」との詔が出され、「來ル十二月三日ヲ以テ明治六年一月一日ト被定候事」として、明治5年12月3日を以ってグレゴリオ暦(1873年1月1日)に改められ、 五節句は5月5日以外祝日ではなくなり、太陽太陰暦から太陽暦に変わったことから、五節句の存在はだんだんと希薄になっていき、今に至る。
なんて言えども、最近ではしっかりと祝う人は少なくなってしまったと言えども、日本人にはまだまだ馴染み深い行事の一つであり、我々の普段の生活にいろいろなところで影響を与えていはずなのだよ、五節句ってやつはね、あんにゃろー。
例えば、おせち。
おせちって御節って書くことからもわかるように、もともとはそれぞれの節日に食べるものを指してたんだって。知ってた?
だから私は思うのだけど、おせち料理って色んな食べ物あるじゃない。なんかそれぞれに繁栄とかお金持ちになるとかいう意味が込められているっていうのはよく聞くけど、なんで材料の旬の季節があんなにばらばらなんだろうってずっと思ってたのよ。で、この話し聞いて、なるほどと思ったわけです。だからそれぞれのおせち料理の旬、知らべてみました。

紅白かまぼこ(たら):1月
手綱こんにゃく:1月
八ッ頭(里芋):1月
鰤:1月
花蓮根:1月~3月
伊達巻(卵):2月~4月
数の子:3月~4月
田作り(鰯の幼魚):3月下旬
たたきごぼう:4月~5月
海老(車海老):6月~8月
黒豆:10月
栗金団(栗):10月

1月が旬な食べものが多いけれども、車海老とか栗とかは夏だし秋だし、やっぱり七夕や重陽に食べていたものが入ってきてるんじゃないっすかねー、おそらく。それから陣笠椎茸、楯豆腐、手綱こんにゃくなんてのは完全に端午の節句から来てますよ。そう考えると御節料理もすごい面白いよな。
まあなんて文章を今、韓国人の部屋で書いてたんですけど、今さっきそいつがのこのこ近寄ってきて「さっきからなにやってんの」って言うから、「ちょっと調べ物をば」なんて答えたんですよ。で、こう会話が続いたってわけ。
「なに、宿題?」
「いやちょっとね、日本の文化を知ろうとね」
「ヒマなことしてんなー」
「なに言ってやがるてめえ、自国の文化を知るってことは大事だろうが。もしお前中国人が韓国にはどんな伝統行事があるのって聞いてきてら、どうすんだよ」
「そしたら俺はただ一言、こう答えるね。“中国とほとんど一緒だよ。”って」
笑ったよ。笑ったけど、悲しいすぎるだろうよ。それでいいのか、お前。
しかしながら、自分だって人のこと言えないよなあ。実際中国人にそう尋ねられた時に、何度か似たような受け答えしているし。でもやっぱりそれって、悲しすぎるよ。
なんてことがありまして、やっぱり知るという意欲を疎かにしてはならんと思ったわけです。
はい、じゃあ五節句のまとめ。
 やっぱり日本人には大切な五節句。詳しくは知らなくとも、どういう感じかぐらいはみんなも知っている五節句。人日は七草粥、上巳には雛人形、端午は国定の祝日であるし、七夕の織姫と彦星の話しは子どもだって知っているから、やっぱり五節句はまだまだアゲアゲね!


……あれ?…重陽節……おまえ……。
                  

次回! 重陽節の謎に迫れ! お楽しみに! 結局まとめられず! ごめんね!                 
 
  

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