アナと雪の女王とか観たよ
昨日、レンタルで『アナと雪の女王』を観た。
「レットイットゴー」が掛かるところの真打ち登場感が凄かったくらいの感想。
ついでに『大脱出』も観た。
シュワちゃんとスタローン主演だから、もう絶対脱出するやつね。
で、やっぱり脱出するわけです。
ただ、原題の「Escape Plan」の通り、どちらかといえば「脱出計画」の方に重きが置かれている作りとなっていたのは意外。もっと筋肉ゴリ押し暴力脱獄映画かと思っていたのだけども。
ただしそれも前半まで。いざ脱出の段になると、もう「脱出計画」そっちのけで完全に「大脱出」。そういった意味で、この邦題はグッジョブ。
ライムスター宇多丸の時評を聞いていて、
「エクスペンダブルズが同窓会だとすると、今作はシュワルツェネッガーとスタローンのデート」という言い回しには納得したし笑った。
いろいろ粗がある脚本だけど、寧ろその粗がいい味を出しちゃう狡い映画だった。
それから今日、改めて『風立ちぬ』鑑賞。
映画館で鑑賞したときから一年以上経っているとはいえ、
まさか一回目よりも解らなくなってしまうとは思わなかった。
この映画、やっぱり解らないです。
いや勿論、なんとなくそれっぽい解釈とか並べることは出来るけど、それが凄く失礼に当たっちゃいそうというか、理解する気が失せるほどの圧倒的な作品密度に骨抜きにされてしまうというか。
初っ端から泣いちゃう。これ、なんなんでしょうか。ラストはもう嗚咽漏らしちゃう。
あーあと、庵野の声はぴったりだと思いました。やっぱり。
この映画が面白いか面白くないか、こればっかりは人の好き好きなんで分かれて当然だとは思うんですけど、庵野の声が下手であるとか、キャラに合っていないと言う人とは、まったく解りあえない気がしますね。