正直、いけると思っていたのですが。いや、先日のコーラの話です。
コーラを一気飲みして、山手線の駅をすべてタイピングする。いけると思ったんだがなあ。
まったく、一番不本意な結果で終わってしまいましたよ。
まさか、恵比寿の途中で終わるとはね。一番中途半端ですよ。
もうね、どうせ出来ないのなら、それこそ一駅目の品川の途中で終わるとか大崎の途中で終わるとかね、それならばまだ、笑いとしては成立するわけですよ。なあんだ、全然出来ねえじゃねえかって。
それかせめて池袋くらいまではいかないと。
池袋くらいまでいければね、しっかり「読む」と思うんですよ。
つまり、一駅二駅で失敗してしまえば、左から文字を読んで行く必要すら無いでしょう。ぱっ文字が目に入った段階で、すべて読めてしまえるのですから。
しかし池袋ってったらもう１３駅目ですからね、ここまでくればかなり情報量も多くなるので、しっかり左側から読み進めて行くと思うんですよね。それで、新宿を越えたあたりから「おや、もしかしたら成功するのでは？」となり、なあんだ、結局池袋までかと笑いが成立するわけです。
ところが恵比寿じゃあな。どうしようもないだろ。
でも、久々に涙出たね。落涙したよ。
一気飲みし終えたら、痛いのね。痛いの。
下腹部が猛烈に痛いんですよ。
もう恵比寿の「b」を打つ指なんか震えてましたから。
大きく長いゲップをしたらすっかり治ったんですが、気持ちの方はなかなか晴れてくれなかったですね。

今回の敗因は痛みです。
確かに口をひらかなければ、ゲップはでませんでしたが、
僕は痛みに耐えきれずにゲップをすることを選んでしまった。
後味の悪い戦いでしたね。もっとも再戦の予定はありませんが。
しばらくはあんな痛いおもいしたくないですから。

しかし、後悔はしてないのです。
今回の「山手線コーラ」に関しては、このブログにそのことを書くために、わざわざやったわけですよ。それって、その目的を伴った無意味な行為って、すごく気持ちがいいですね。
横尾忠則という画家がいますが、彼は毎日日記をつけているらしく、面白い日記を書くためにわざと変なことをしてみるんだそうです。
芸人さんなんかでも、テレビでラジオで披露するトークのネタにするために、率先して「おもしろ」が転がっていそうな場所に出向くわけです、多少の無理をしてでも、ね。
そういうのって、素敵じゃないかい。
僕は、なんかいいなって思いますよ。
こちとら全然カネにならねえけどよ、まあまた何か思いついたら、このブログに記事をあげるためだけに、何かやりたいもんだね。
それではまた。